研修内容ブログ

摂食嚥下研修

10月は『誤嚥性肺炎と食事姿勢』をテーマに施設内研修を行いました。
誤嚥性肺炎のよくみられる症状や目立たない症状について、実際に発症されたご利用者さまの様子などと照らし合わせ、確認することが出来ました。食事の様子だけでなく、日常から声質や咳、呼吸状態などの観察も重要である事や、嚥下のメカニズムを理解しできるだけ誤嚥を防ぐためにはどのようにすれば良いのか、今回は食事姿勢に重点を当てて学びました。

研修の中では、実際に様々な姿勢をとって水分摂取を行うことによる嚥下のしやすさ・しにくさを体験し、アルツハイマー病における摂食嚥下障害の特徴を知り、進行に対するアプローチ方法や予後について理解を深めることができました。

今回の研修では、誤嚥性肺炎について知る機会を持ち、防ぐことの重要性や防ぐための手段を職員で再確認することが出来ました。日常の業務に生かし、ケアに取り組んでいきたいと思います。

言語聴覚士 石田 操

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