若年性認知症ブログ

Salon

2023年8月 若年性認知症サロン

2023年8月5日に若年性認知症サロンを開催いたしました。

今回は前回から引き続き「便秘」についての話題から始まりました。
皆さま薬を使用したり食事や生活習慣を工夫されたりと、便秘解消に努めておられました。

排泄の問題は介護においてとても大変で、尿や便が出てくれることが嬉しいとポジティブにとらえるようにしているとの事でした。
また排泄と同じく介護において一番大変である(あった)ことでは、外に一人で出てしまい、自宅に帰って来られなくなることが挙げられました。事故や他の人に迷惑をかける事が心配で施設入所を決意したと話しておられるご家族さまもおられました。
何より、皆さま介護を続ける上でご自分のストレスとどのように向き合うのか、ストレスを発散するのか、まだまだストレスは乗り越えたとは言えないものの、自分の時間を持ち介護を続けていきたいと話しておられました。

「一時期は、自分自身の状態が把握できていなかった」「診断を受けた後に、心の底から笑えなくなった。ご飯を美味しいと感じられなくなった。でもまた再び、笑えご飯が美味しいと感じるようになってきた」とのご家族さまのことばがとても印象的でした。

ご家族さまのことばを聴く事ができとても勉強になりました。

言語聴覚士 石田 操

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