若年性認知症サロン
若年性認知症サロン
青い空の郷では、2か月に1回サロンを実施しています。
立ち上げ当初のサロンの目的は、若年の方が集える場を作ることでした。認知症の方を対象にした施設のほとんどが高齢者を対象としており、若年の方が望むサービスを受けられないのが現状でした。そこで、当事者の方を主体に、医師、作業療法士、介護福祉士などが支援メンバーとして企画・実施することになりました。サロンの回数を重ね、今では参加者全員で意見を出し合い、方向性を決めていくものへと発展しています。
しかし、コロナ禍において、当事者とそのご家族が一緒に集える場を作ることが困難になりました。そのため現在は、家族会という形で、お互いの実体験に基づく介護上の喜びや辛さなどの気持ちを共有する場、制度の活用法や介護の知恵などの情報を交換する場として活用していただいております。
サロン以外でも必要に応じて、個別に電話相談や医療機関などの情報提供を実施しています。どうぞお気軽にお問合せください。
| 開催日 | 原則 奇数月の第1土曜日 |
|---|---|
| 開催時間 | 13:20~15:15 |
| 場所 | ありまこうげんホスピタル デイケア『桜の咲く丘』(『ありまこうげんホスピタル』から徒歩数分程度) |
| 参加費 | 無料 |
| 参加方法 | お電話にてお問合せください(平日9:00~17:00) |
活動の様子

2020年11月若年性認知症サロン
全国的なコロナ感染拡大にともない開催をしばらく自粛していましたが、11月は3か月ぶりにサロンを開催することができました。開催場所は、寿栄会地域交流町づくり事業の拠点「地域ふれあいの里 おくっちょ」で、施設からは車で5分ほどの場所です。参加者は当事者の方を含め15名さまでした。ご家族さまは久しぶりの近況報告の場となり、最近のご様子をお話ししてくださいました。ご本人さまは、別室でストレッチヨガや歌の会、風船バレー、参加のご本人さまによる空手教室など様々なプログラムを行い、心身共にすっきりする時間になったのではないでしょうか。
いつもの場所とは違いましたが、馴染みの顔ぶれで安心できる空間であったかと思います。また、2時間という限られた中ではありましたが、久しぶりに皆さまの元気なお顔を見ることができ、スタッフも安心し、共に充実した時間を過ごすことができました。ウィズコロナの時代ではありますが、ご本人さまやご家族さまが日々の悩みや不安を相談し集える場所として、感染対策をしっかりと行いながら開催できるように努めてまいります。
※そのほかの活動内容の様子は、当ホームページのブログコーナーをご覧ください。